本屋の絵本にビニールがかかってる件に物申すよ。それ、逆効果じゃね?って。

 

こんにちは、いまちです。

 

なんか最近なんですが、本屋さんに行くと以前では考えられなかったことが起こっていました。

 

それは…

絵本にビニールがかかっていること。(エロい意味ではありません)

 

もちろんこれは書店によるだろうし、全然ビニールかかってなくて読み放題だよ!みたいな本屋さんもたくさんあることは知ってます。

 

特に、最近話題の蔦屋書店とか、ほとんど全冊読めることが前提になっている本屋さんだってあるもの。

 

わたしが言っているのは、最寄り駅の近くにあるそこそこの規模の本屋さんのことなんですって!(知るかい)

 

でもその本屋さんだって、昔はそんなことなくて、絵本だってビニールかかってなくて読み放題だった。

 

わたしは一応保育士やってて、たまに本屋さんの絵本コーナーも立ち寄って「どんな絵本が出てるかな~」と見ることがあるので、行きつけの本屋さんの絵本にビニールがかかってて一部のお試し本しか読めなくなってる件についてはいち早く気が付いてましたし、気になっていました。

 

これに関しわたし個人としては非常~に不便になっちゃたなぁ…と思うのですが、背景に今の時代の本屋さん事情みたいなものが見えてくるような気がするんです。

 

本が売れない時代が来た

 

原因はやっぱりこいつか。

 

Kindle、電子書籍リーダー、Wi-Fi、4GB、ブラック、広告つき

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電子書籍時代…か…。

 

いまちはもっぱら紙媒体派です。電子書籍、目がちかちかして落ち着かない気がしますからね。

 

まあわたしはKindle使ったことないので、ただの使わず嫌いの可能性ありますね。

今は断捨離・ミニマリズムな時代なので、本棚に大量に本を並べておくよりも、Kindleにお気に入りの本をまとめておける方が、なにかと便利だし物も増えなくていいのかもしれません。

 

でもね。

そもそも今の時代、みんな本を読まないみたいですね。

 

知りたいことなんて、今やネットで全部わかっちゃいますし。

SNSとか、YOUTUBEとか、本を読まなくたって娯楽的なものがいろいろ楽しめちゃいますからね。

 

理由としては、本を読むよりもそっちの方が手軽だし、労力や時間をかけずに楽しめるというのが大きいと思う。

 

今やマンガだって、ネット上で無料で読めちゃう時代だもの。

 

これに対して多くの本屋さんは、マンガにもビニールをかけて立ち読みできなくしていますね。

これも、わたしが子供のころは余裕でマンガを立ち読みしていた記憶があるので、本が売れない時代到来による弊害なのか…

 

さらに、今はAmazonとか楽天を使えば、わざわざ本屋さんに行かなくても自宅で買えちゃいますからね。

 

そうなると、マンガだって絵本だって、みんなAmazonとか楽天とかで買うようになっているのかもしれない。

 

本屋さんはそれに対抗しないといけないんですから、立ち読みだけして買わずに帰るという客を減らす必要があるのは当然ですよね…。

 

だから結果的に、マンガだろが絵本だろうがビニールをかけて読めないようにしないといけなくなっちゃったんですね。

 

 

しかし。

 

絵本にビニールをかけるのは逆効果だと思う

 

超個人的な意見で申し訳ないですが、絵本にビニールをかけるのは逆効果なんじゃないかと思うんです。

 

理由としては、絵本はマンガと違って、内容を知った上で買いたいものだから。

 

かなりざっくりとした理由になってしまったので、細かく書きますね。

 

ビニールをかけることで起こる、絵本の「ジャケ買い

 

 マンガの場合、購入の動機(作品に出会うきっかけ)としては、たとえば次のようなきっかけが考えられると思う。

 

  • SNSで「面白い」とつぶやいている人を見かけて読みたくなり、その場でAmazonで購入する。
  • 友人に数巻借りて読んでいたけど、続きを自分で購入する。

 

大人なので、作品に出会うきっかけは無限にあると思うし、面白いと思ったらいつだって買って読めるわけです。

 

で、多くの場合もう買う前から面白いってことがわかってるから、試し読みできなかろうがビニールがかかってようが買いますよね。

 

むしろ中身を完全に知ってて結末までわかってるようなマンガは、普通買おうと思いません。

 

だから、マンガにビニールをかけるのは間違ってないんです。

 

じゃあ絵本はどうなのか?と考えてみます。

 

絵本のターゲットは子供(主に幼児)です。

子供が作品に出会うきっかけって一体どこ?と考えてみると、大人に比べてかなり限られてくると思う。

 

  • 本屋さんの絵本コーナーで見た
  • 図書館で見た
  • 通っている幼稚園や保育園にあった

くらいですよね。

 

でも、本屋さんの絵本コーナーに並んでいるような最新の絵本って、図書館とか幼稚園には基本的にないですよね。(流行りに敏感で、最新の絵本をばんばん入れてるよ!みたいな図書館や幼稚園なら別ですが。)

 

だから、最新の絵本は本屋さんでしかほとんど出会う機会がない。他で試し読みをできる場所がないのです。

 

(最近は絵本の試し読みができるサイトなんかもありますが、すべての絵本が対象ではありませんしね。)

 

もし本屋さんで良さげな絵本を見つけても、そこでその絵本にビニールがかかっていたら、子供たちは絵本の中身を知らないまま表紙だけを見て買うしかなくなっちゃうわけです。

 

いわゆる絵本の「ジャケ買い」。

 

本屋さんで絵本にビニールがかかっていると、こういうことが起っちゃうわけですね。

 

まあ、じゃあ子供は絵本をジャケ買いしないのか?というと、全然そんなことありませんが。

 

子供は絵本のジャケ買い、大好きですよ。

 

じゃあ何が問題なのか、というと、絵本のジャケ買いが嫌いなのはむしろ親御さんの方だからです。

 

 大人は子供にジャケ買いさせたがらない

 

思い浮かべてください。

 

もし自分のお子さんが表紙だけ見てなんとなく決めた絵本を「買って~」と持ってきたら。

 

あなたは黙って買ってあげますか。

 

それとも、こう聞きますか。

 

「なんでその本がいいの?」

 

わたしの予想では、理由を聞くという方が多いんじゃないかと思います。

 

わたしにはまだ子供がいないので何とも申し上げにくくはありますが。

親ならば、自分の子供にはちゃんと厳選したものを買い与えたいと思うのが普通じゃないでしょうか?

 

たとえば、「表紙が可愛いからこれ欲しい」と子供が言った絵本。

 

そして、子供が読んで気に入って、「面白い、お家でも読みたいから欲しい」といった絵本。

 

どちらの絵本を買ってあげたいと思いますか?

 

おそらく後者だと思います。

 

子供自身には絵本を表紙だけで選ぶことにもなんのためらいもないのですが、親の方がジャケ買いに抵抗があるということです。まあ、当たり前かもしれませんが。

 

そしてここが、マンガと違うところなんですよね。

マンガは、中身を知らないから買う価値がある。だから、ビニールがかかってる方が売れる。

 

でも絵本は逆。

絵本は、内容がわかった上で買いたいもの。読んだ子供が「この本好き」だと感じたら買ってあげたいものです。

 

だから、絵本にビニールをかけないでほしい。こういうことなんです。

 

まとめ:今、本を売るのは超難しいってことなのかもしれない

 

本が売れない時代の本屋さんの売り出し方法。

 

立ち読みだけ客を減らすためには、本にビニールをかけるのが確かに効果的ではありますが、絵本はまたちょっと違うんじゃないかな~という話でした。

 

ちなみに保育士的にもね、絵本のジャケ買いはあまりあり得ないですね。

 

自分で買って園での読み聞かせに使いたいと思ったら、対象年齢に合ってるかとか、長さ的にはどうかとか、動的な内容か静的な内容かとか、事前に内容を知る必要がありますから。

 

これから身近な本屋さんの絵本コーナーが軒並みビニールだらけになったらやだな~…

 

最後までビニールビニールとすみませんでした。