こだわりが強い子の気持ちの切り替えが難しすぎた!【保育士にっきその1】

hoiku

こんにちは。いまちです。

 

わたしはまがいなりにも保育士をやっているのですが、もう日々が勉強のくり返しです。

 

先日、3歳クラスのSくんが、給食の時間に座る席を決められなくてだだをこねることがありました。

 

Sくんはこだわりの非常に強い子で、自分でこうと決めたことは実行できないと気が済まないというような子なのですが、

 

給食の前にふざけて走り回ってる間に、自分が座りたかった席にほかの子が座ってしまったようで、「あそこがいい」と訴えに来ました。

 

わたし「もうあそこにはMちゃんが座っちゃったから、空いてるところに座ろうね」

 

Sくん「やだ。あそこがいい」

 

わたし「じゃあMちゃんに交代してくれるかどうか聞いてみよう」

 

Sくん「うん」

 

そこでMちゃんのそばまで一緒に行き、聞いてみるように促すのですが、もじもじくねくねしてばっかりで声を発さないSくん。

 

そのうち、「先生が聞くの…」とわたしにMちゃんに交代することを言ってほしい旨を訴えてきたので、

 

わたし「先生は聞かないよ。自分で聞けないんだったら、空いている場所で食べるしかないよ」

 

と伝えてみました。

 

すると、案の定イヤイヤをするSくん。

 

わたし「じゃあ、どうするの?聞いてみるの?」

 

Sくん「聞く」

 

それでしばらく待ちましたが、やっぱり、

 

もじもじするだけ→「先生が聞くの…」→「先生は聞きません、Sくんが自分で聞きます」→イヤイヤ→「じゃあ聞いてごらん」→もじもじ…のくり返し。

 

そのうち食事の準備が整って、まわりの子たちが食べ始めてしまったので、近くにいた園長が

 

「もう食べ始めたから無理だよ。今日は違う場所で食べようSくん」

 

と言ったこともあり、一旦Mちゃんから離れて空いている場所にSくんの給食を置き、わたしはその隣で食べ始めました。

 

けれど、やはりというか、まったく席に着こうとしないSくん。

 

わたしのそでを引っぱったり、Mちゃんの方を指さしたりして訴えます。

 

わたし「あそこはMちゃんが座ってます。座りたいところがあるなら、早く準備して座らないといけないよ。走り回ってたのは誰?Sくんだよね?」

 

Sくん「…」

 

わたし「今日はSくんは空いているところで食べます。先生と隣で食べようよ」

 

Sくん(イヤイヤ)

 

これがまた数回続いたので、しばらくそでを引っぱられても、あそこがいいのーと訴えられても、何も答えずにいました。(これがいいかどうかはわかりません。子どもの呼びかけに答えないのは、無視していると捉えられることもあります。)

 

すこし経つと、Sくんはふらっとどこかへ行ってしまいました。

 

様子を見に行くと家具の後ろに隠れて座っているので、「食べないの?」と聞くと、

 

Sくん「食べない

 

あー、こりゃやり過ぎたかしら…と反省。

 

そのときに担任の先生は別の子の対応をしていましたが、

 

「無理やり食べさせなくても、Mちゃんが食べ終わったら後からSくんがそこに座って食べればいいですよ」

 

というスタンスだったので、じゃあMちゃんが食べ終わった時点でまたSくんに声をかけてみよう…としばらく放っておきました。

 

すると、また少ししてSくんがわたしの隣に戻ってきました。

 

わたし「Mちゃんが食べ終わったら、そこで交代して食べる?」

 

と聞いてみると、頷くSくん。ついでに、

 

わたし「じゃあ、それまでここで食べて待ってれば?」

 

と言ってみたところ、なんとすんなり座ってぱくぱく食べ始めたのです

 

けっきょく、Mちゃんが食べ終わっても場所を移らず、最後まで同じ席で食べきりました

 

はぁ~~~~~~~~~。

 

子どもの気持ちって難しい。

 

いまちの反省。どうしてたらよかったのか…

 

あの時、もしSくんがMちゃんに自分で席を交代してほしいと言えていたとしても、それでMちゃんが応じてくれれば解決だけれど、Mちゃんが嫌がる可能性ももちろんある。

 

そうなったら、やっぱり今回のように、じゃあSくんは空いてる席で食べようねということになったはずです。

 

だから、どっちにしてもSくんが上手く気持ちを切り替えて席につけるような声かけは、必要だったんだろうなと。

 

しかし、あとから冷静になって考えると、最後の

 

「Mちゃんが食べ終わったら、そこで交代して食べる?それまでここで食べて待ってれば?」

 

という言葉をもっと早い段階でかけていれば、Sくんはもっと早くに気持ちを切り替えられたんじゃないのかしら…と思ってしまうわけです。うーむ。

 

今、Sくんの気持ちを振り返って丁寧に考えてみると、

 

  • ふざけて走り回っていたのが悪いのはわかっているが、こだわりが譲れない
  • 切り替えられないわけじゃないけれど、自分なりになんとなく納得できないと次に進めない
  • 誰か大人に甘えたい

 

みたいな背景が浮かび上がってくる。

 

彼の場合、発達障がいの子によくあるルーティンにこだわるとか、環境の変化が気になるとかではなく、こだわることにこだわってる感じがするんですよねぇ…(わかりづらくてスミマセン。)

 

なんか一日一回、どこかで何かにこだわって、だだをこねときたいみたいな。

 

かなりひらたーーーーく言うと、かまってちゃんタイプの子。

 

そうなると、理屈で切り替えられるものじゃなく、彼の気持ちがなんとなく満たされるところに、切り替えの糸口があるのでは?と思えてくる。

 

だから、Mちゃんが食べ終わったら交代してもらおう、というアプローチは、その時点でSくんを少し納得させるものがあったのではないか?

 

それで、気持ちが満たされて自ずと食べようという気持ちに切り替わったのではないか?

 

そういう推測をすることができます。

 

まあ、彼がどこで納得するか、どこを妥協点とするかを見極めるのは、その場その場の状況次第になりますが。

 

そこは保育士の力量ですねきっと…

 

あとは、途中Sくんを「食べない」と言うところまで追い込んでしまった点についても反省。

 

子どもに嫌な気持ちにさせずに、できるだけ寄り添った声かけをしていけるといいね、すいか先生。(もちろん甘やかすのはダメですが。)

 

今日の反省、まとめ。

 

  • 子どもの気持ちに寄り添って、切り替えの糸口を探すべし。
  • どういうアプローチをすれば子どもの心を満たせるかすばやく判断すべし。

 

以上です。それでは、また!